JA宮城中央会と宮城県農村健康管理推進協議会は6月22日、健康寿命の延伸を目指す「百歳元気プロジェクト」の推進員を養成するため、仙台大学協力のもと、仙台市のJAビルで研修会を開催しました。
JAグループ宮城では「百歳元気プロジェクト」を通じて組合員とその家族、地域住民の健康寿命の延伸および元気高齢者の健康増進への取り組みを促進しております。本研修会は、JA段階での取り組みを推進するためのリーダーの育成を目的に年に1度開催しているものです。
JA女性部員や助け合い組織の会員ら約30人が参加。運動と食事、がん検診の重要性などを学びました。
仙台大学の新助手・健康運動指導士の田中亨さんを講師に、簡単ストレッチや足踏み運動などを体験。指導するときは、はきはきと声をかけながら笑顔で行うことなどを学びました。
田中さんは、「運動を指導することで自分の健康づくりにも役立つ」と参加者を励ましました。同大学スポーツ栄養学科准教授の岩田純さんは、食生活の問題点と健康づくりのために食事について講演しました。
受講したJA新みやぎ栗っこ女性部の日野順子部長は「習ったことをできることから少しずつ取り入れ、指導する立場になっていきたい」と語りました。