JAみやぎ女性組織協議会は11月10日(火)、仙台市のJAビルで感染症の基礎知識と予防対策に関する講習を開催しました。
「新型コロナウイルス感染症と感染対策(一般市民向け)」と題し、公益財団法人 宮城県厚生協会 坂総合病院 感染制御室室長の残間由美子氏が講演され、計37名が参加しました。
残間氏は新型コロナウイルスの特徴として、「潜伏期間が長い」「感染可能期間も長い」「特異的な症状がなく、早期発見が難しい」「無症状陽性者がいる」等を挙げられました。
また、65歳を超えると、死亡率が急に上がる点、重症化リスク要因の一つに、口に手をやることが多い喫煙を指摘されました。
認知症等でマスクをしていない人と対じする場合、フェイスシールドを装着すること説明。感染者の約8割は他人に感染させていないが、条件が整うと人に伝播するとして、感染経路の遮断と改めて手洗いの重要性を講演されました。