JA宮城中央会とJAみやぎ女性組織協議会は12月17日、「家の光三誌」の記事活用体験を交えて、農村文化の向上とJA教育文化活動の促進とさらなる発展を目的に「宮城県家の光大会」および「家の光記事活用体験発表会」を開催しました。
記事活用体験発表については、県下女性部9組織12名が発表し、JAいしのまき 熱海すみ子氏が最優秀賞を受賞しました。
↑発表を行う熱海氏
「第二の人生は仲間と共に」と題して発表した熱海さんは、東松島市に居住中に東日本大震災で被災。夫と義母を亡くし、家屋も流され、石巻市の仮設住宅で暮らしました。
約2年後、長男一家と東松島氏に戻った時、現在の地区女性部長の誘いで「そばサークル」に入ったとのこと。
「そこから私の時間が再び動き始めた。第二の人生が始まった」と語り、防災教室や小学校でのソバ栽培を通した食農教育など、仲間と一緒にさまざまな行事に取り組んできたことを紹介。「これからも仲間と一緒に『心がプラスに動く瞬間』を重ねていきたい」と力強く発表しました。
熱海さんは、令和7年2月に横浜で開催される「『家の光』創刊100周年記念第66回全国家の光大会」に本県の代表として出場します。
《家の光大会開催概要》
1.日時・場所
・令和6年12月17日(火) 10:00~14:00
・JAビル宮城 11階大会議室(仙台市青葉区上杉1-2-16)
2.参加者 約150名
3.家の日会普及優良JA表彰
表彰JA:1部門1組織(1JA)
12月・1月号目標達成JA表彰 いしのまき農業協同組合
↑左から、中央会 佐野会長、JAいしのまき女性部 佐藤会長、家の光協会 木下専務
4.家の光記事活用体験発表会
(1)記事活用体験発表者 12名
(2)審査結果 以下のとおり
最優秀賞
JAいしのまき 熱海 すみ子 氏 「第二の人生は仲間と共に」
優秀賞
JA仙台 庄司 静子 氏 「自然と地域と共に生きる里山」
JA名取岩沼 三浦 徳子 氏 「産地の魅力を活かして」
JAみやぎ亘理 齋藤 早苗 氏 「『家の光』は「衣・食・住」の参考書」
JAみやぎ仙南 尾柏 順子 氏 「安全安心はお金で買えるもの?」
JA古川 羽田 美恵子 氏 「ハッピー❤ラッキー❤大ラッキー‼」
JA加美よつば 今野 登志子 氏 「『結心』から広がる 嬉しい、楽しい!」
JA新みやぎ みどりの 木村 明子 氏「ワクワクとときめきのパワーをくれる『家の光』」
JA新みやぎ 栗っこ 氏川 ユウ子 氏 「今の私と仲間」
JA新みやぎ 南三陸 佐藤 のり子 氏 「地域と共にこれからも!」
JA新みやぎ あさひな 平間 宏子 氏 「米娘~ずでいつまでも和気あいあいと」
JAみやぎ登米 佐藤 孝子 氏 「置かれた場所で咲くために」
↑発表者の皆さん