JA宮城中央会は令和2年8月12日(水)、仙台市内で「第49回日本農業賞宮城県表彰式・祝賀会」を開催。宮城県代表として、個別経営の部において全国特別賞を受賞した遠田郡涌谷町の「有限会社氏家農場」の栄誉を讃えました。
(有)氏家農場は、主に青ねぎや小ねぎ、みず菜を生産しており、代表取締役である氏家靖裕氏を中心に家族結集の力によって経営されています。先端的技術の導入・こだわりの土作り等取り組みによる生産性向上・供給の安定化を図るとともに、外国人技能実習生の受入や福祉施設との連携など多様な人材が活躍しており、雇用創出や後進の育成にも注力しています。その他にもJAGAP、ASIAGAPを取得する等、数多くの先進的な取り組みが高く評価されました。
氏家靖裕代表取締役は、「魅力的で夢の持てる農業経営を目指して、今後も積極的に新しいことにチャレンジしていきたい」と話しました。
「日本農業賞」は、全国・都道府県農業協同組合中央会とNHKが主催。日本農業の確立を目指し、意欲的に経営や技術の改善に取り組み、地域社会の発展にも貢献している農業者と営農集団などの先進・優良事例を表彰しています。尚、本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の為、座席間の距離確保など対策を講じての開催となりました。
賞状授与の様子
(有)氏家農場スタッフと関係者ら