大賞受賞を喜ぶ白鳥代表(前列中央)と関係者
JA宮城中央会とNHK仙台放送局は3月21日、第53回日本農業賞の宮城県表彰式・祝賀会を仙台市内で開きました。宮城県やJA関係者、栗原市の佐藤智市長など21人が参加。全国審査(個別経営の部)で大賞を受賞した、㈲川口グリーセンターの栄誉をたたえました。
同社は、作業受託を含め約87㌶の水稲栽培を中心に、花き生産、米粉パンの製造・販売など、多角的な経営を展開。地元商店が減る中で、直売所も運営し、過疎化・高齢化が進む中山間地で、地域になくてはならない法人として活動しています。
2017年には、米についてJGAP(農業生産工程管理)認証を取得。良食味に安全・安心を加え、米粉事業の拡大を目指しています。
中央会の佐野和夫会長は「地域農業の担い手として、今後も揺るぎない経営発展を期待しています」とたたえました。
同社代表の白鳥正文さん(64)は「さまざまな出会いがあり、助言をいただき今の経営に至りました。これからも出会いを大切にして頑張っていきたい」と語り、関係者に感謝しました。
宮城県代表の大賞受賞は、第52回の㈲エヌ・オー・エー(登米市)に続いて、2年連続の快挙となりました。