JAグループ宮城は、中国による日本産水産物の輸入停止で打撃を受ける漁業者を支援しようと、役職員によるホタテ共同の共同購入を行いました。
12月15日、仙台市で引き渡しセレモニーを開き、JAグループ宮城を代表し、JA宮城中央会の佐野和夫会長らが、宮城県漁業の寺沢春彦組合長からホタテを受け取りました。
「同じ協同組合として、1次産業の仲間を応援しよう」と、佐野会長の発案で企画され、11月から県内JAグループの役職員に、冷凍ホタテ(一箱500g=15個~22個入り、2200円)の購入を呼びかけ、最終的に2035箱(約450万円)の注文がありました。
(写真)共同購入された、ホタテ
セレモニーで佐野会長は、「一過性ではなく、今後も連携したい」と応援のメッセージを贈りました。寺沢組合長は「在庫が負担になっている中、このような支援をいただき大変感謝している」と話しました。
宮城県漁業は今後、牛肉の共同購入を予定しており、JAグループとの絆を深めていく方針です。
(写真)左 JA宮城中央会佐野和夫会長、右 JFみやぎ 寺沢春彦組合長