宮城県農協青年連盟とJAみやぎ女性組織協議会は15日、東京で県選出国会議員と農業・農政問題に対して意見を交換する懇談会を開き、担い手対策や環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加阻止などを訴えました。
県農青連・女性協から21名が参加し、国会議員は民主党の橋本清仁議員、石山敬貴議員、岡崎トミ子議員、今野東議員、自民党の小野寺五典議員、秋葉賢也議員、愛知治郎議員、熊谷大議員、公明党の井上義久議員、新党きづなの斎藤やすのり議員の10名が出席しました。
県青連が今年度作成した政策集「ポリシーブック」を手渡し、東日本大震災からの復興がまだ進んでいない中で、福島原発事故の風評被害の影響もあり担い手の確保が課題となっていること、そのような中TPP交渉に参加すると、全ての努力が台無しになると訴えました。
出席議員からは、「地域の農業は家族経営がベース。祖父母から孫まで3世代で農業を続けられる環境を整えることが担い手対策にもなる。」「TPP参加により勝ち組、負け組に分かれてしまう。地方は間違いなく打撃を受ける」などの意見が出されました。