日時 : 平成28年7月21日(木)12時~22日(金)12時
場所 : 秋保温泉 岩沼屋(仙台市)
参加者数 : 178名
食料・農業・農村ジャーナリストの大金義昭氏が講演。6次産業化と言われているが、女性が元々作ったもの。条件を整うのを待っていてはいけない。
自分に自信を持ち、自分にできることからはじめること、小さいことを積み重ねていくことが大切であることを強調しました。
部員の減少と高齢化が進む中、今後の組織活性化に向けた組織のあり方・取組みを検討し、“今私たちができることはなにか”“どんな活動をすべきか”について、13グループに分かれて意見交換を行いました。食農教育と子育て支援を通じた子と親を対象とした活動、地域住民を巻き込んだ活動などの取組事例が紹介され、地域貢献・組織活性化のためできるところから始めようという意見が多く寄せられました。
家の光記事活用グループのすすめの講演の後、熊本地震の被災地を応援しようと、ちぎり和紙を使って「くまモンうちわ」作りを体験しました。(この材料費の一部が募金として被災地へ届けられます。)
くまモンうちわ | くまモンうちわ 制作風景 |
部門 | 最優秀賞 | 優秀賞 | 優良賞 |
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衣服部門 | JA仙台 加藤まさ子さん 「着物のリメイク」 |
JAみやぎ亘理 菊地恵美子さん 「モンペ」 |
JAみやぎ登米 菅原玲子さん 「裂き布で作る簡単ぞうり」 |
アクセサリー・小物部門 | JA古川 村上ゆきゑさん 「思い出の布地で作る着物リメイク」 |
JAみどりの 田尻支部 「バラのコサージュ」 |
JA栗っこ 津田淑子さん 「彩り野菜のミニベジブーケ」 |
生活小物部門 | JA南三陸 熊谷和代さん 「南天九猿」 (つるし雛風にアレンジ) |
JA仙台 熊谷智美さん 「小豆のあったかカイロ」 |
JA名取岩沼 山口よし江さん 「渋柿 壁掛け、花瓶」 |
審査講評では、以下の点が高く評価されました。
【入賞審査講評】
1.衣服部門
●最優秀賞 JA仙台 加藤まさ子さん「着物のリメイク」
思い出の着物一枚から、お出かけ用のワンピース、帽子、バッグなどの一式を作ることで、たんすの肥やしにせず今に蘇らせている点が大変すばらしい。
2.アクセサリー・小物部門
●最優秀賞 JA古川 村上ゆきゑさん 「思い出の布地で作る着物リメイク」
着物をリサイクル活用したあじろ編みのバッグは、繊細かつ美しい仕上がり。着物以外にも身近な古布で作れるので、今後多くのJA女性組織で流行しそう。
3.生活小物部門
●最優秀賞 JA南三陸 熊谷和代さん 「南天九猿」
「難が転じて苦が去る」と言われる“お守り”の南天九猿を、静岡県の伊豆稲取地方の名物、吊るし雛風にアレンジした作品。豪華な見た目と、繊細な作り込みに思わず見惚れる。