3月15日、JA宮城中央会・JAみやぎ女性組織協議会・宮城県農村健康管理推進協議会の主催により、「平成27年度JA高齢者福祉・健康いきがいづくり推進大会」を仙台市で開催しました。
JA助けあい組織会員や女性部員等、約200人が参加し、高齢者福祉事業を取り巻く情勢を学び、自分たちで支え合う地域づくりについて理解を深めました。
記念講演では、長野県の特定非営利法人(NPO法人)JAあづみくらしの助けあいネットワーク「あんしん」の池田陽子理事長が、高齢者福祉の取り組みを説明しました。
会員が主体的に活動することを第一とした「生き活き塾」では、学んだことをすぐにJA外の地域に生かすことを教えており、直売所の開設や「学校給食に食材を提供する会」などの活動を生み出してきました。中には80歳代のリーダーも活躍しているなど、池田理事長は「いくつになっても、自分がやれることをやる」という熱い思いを語りました。
また、「介護予防のためのレクリエーション」では、仙台大学の小池和幸教授の指導で、参加者は座ったままでできる体操をとても楽しみながら行いました。
昼食には、第5回「あなたに届けるJA健康寿命100歳弁当」コンテストで入賞したJAみやぎ登米女性部南方支部の「嫁も姑も笑顔がみなぎる仲良し弁当」を味わいました。
大会の最後には、JA仙台高齢者福祉ふれ愛の会の堀江会長の提起で、地域支え合い活動を進めていくことを申し合わせました。
・小池教授他仙台大学の皆さんとのレクリエーション
・「あんしん」池田理事長の記念講演