8月22~23日、「2013年度東北北海道地区JA女性組織リーダー研修会」が松島町ホテル大観荘で開催されました。7道県のJA女性部やフレッシュミズ、宮城県漁協女性部連絡協議会のメンバーら約400名が参加し、「『JA女性 心ひとつに 今をつむぎ 次代へつなごう!』の実践」をテーマに、研修・交流を行いました。
研修会では、宮城県漁協の畠山悦子会長より、「浜の母ちゃん復興プロジェクト」についての報告として、震災からの復旧・復興に向け、女性部がアワビの稚貝を活用したアクセサリーの製作販売事業に乗り出した事例が紹介されました。
また、各県の代表による組織活動体験の発表では、グリーン・ツーリズムや病院ボランティア、食農教育など、それぞれの女性部の魅力がアピールされました。審査の結果、福島県代表のJA伊達みらい富田キヨさんが最優秀賞を受賞し、来年1月に開催される全国大会において、ブロックの代表として発表します。
「教えて 斎藤さん!!“異常な”TPPと気象のこと」と題した気象予報士の斎藤恭紀さんによる記念講演では、知っていたようで知らなかったTPPの恐ろしさを改めて確認し、また、農業分野に限らず、保険制度やISD条項など、私たちの暮らしを脅かすさまざまなTPPによる影響についても理解を深めることができました。
平成25年度東北北海道地区JA女性組織リーダー研修会開催要領
ブロック女性組織リーダーが一堂に会した研修会場
交流会では、県内女性組織がすずめ踊りやスコップ三味線で歓迎しました。